2017年1月8日日曜日

1/7の東京新聞に「土壌プロジェクト」について取り上げていただきました



●ネット版の記事はこちらからご覧いただけます
→ http://www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/list/201701/CK2017010702000179.html

「土壌調査 3000件へあと一歩 原発事故 17都県で市民測定」 

東京電力福島第一原発事故に伴う土壌や食品の汚染を、市民が測定してまとめたウェブサイト「みんなのデータサイト」の運営者が、測定開始から二年間の土壌調査結果をまとめた冊子の発行準備を進めている。土壌汚染は、北海道を除く東日本十七都県の二千五百カ所以上を測定済み。さらに五百カ所超を調べ、冊子にまとめたいという。 (志村彰太)
 みんなのデータサイトは二〇一四年十月に始まった。市民が自前で用意した測定器を使い、現在は三十二カ所の「測定室」がある。サイトでは、土壌の採取場所と時期、放射性セシウムの濃度を地図にまとめている。一万三千件以上を調べた食品は、品目や購入・採取場所、計測時期、セシウム濃度を表にしている。測定費用は、民間団体の助成金や寄付で賄ってきた。
 事務局の小山貴弓(おやまきゆみ)さん(52)=東京都多摩市=は「土壌調査は三千件の目標まであと一歩に迫ってきた」と話す。特に神奈川、栃木、群馬各県のデータがまだ足りず、あと五百カ所以上測る必要があるという。
 このため、今月十一日まで「ムーンショット」というウェブサイトで二百万円の資金を募っている。「九月には冊子を発行したい」と小山さん。冊子には、土壌汚染のデータを描き込んだ地図に加え、測定者による分析も載せるという。
 食品の計測結果のまとめは、土壌の汚染状況との相関まで分析するため、さらに時間がかかる見込み。小山さんは「見えない放射線を可視化する取り組みに協力してほしい」と呼び掛けている。詳細は「みんなのデータサイト」か「ムーンショット」のウェブサイトで見ることができる。

2017年1月4日水曜日

クラウドファンディング締め切りまであと1週間!もう一歩のご支援をお願いします

「みんなのデータサイト」は2017年3月をめどに、無料測定による「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を終えます。(引き続き有料での測定は続けます)
そして4~9月の半年の間に17都県個別の解説を付けた地図帳=アトラス版の制作を進める予定です。
広く皆様にお伝えするために、web公開を先行しながら、書籍の形でまとめる予定です。
私たちは、このデータが社会のあり方を考えるみなさまの指標の一つとなり、放射能汚染から人々を、とりわけ放射能に対しての感受性の高い子どもたちを守り、被曝低減の助けとなるよう活動を継続していきます。

ぜひこの活動を支えるクラウドファンディングにご協力をよろしくお願いいたします。

クラウドファンディングの支援はこちらから
→ https://moon-shot.org/projects/minnanods-map