2017年10月12日木曜日

【メディア掲載】名古屋Cラボの取り組み「乳歯保存ネットワーク」が中日新聞・東京新聞で紹介されました

みんなのデータサイト 幹事団体の1つである「未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター(C-ラボ)」も参加している、日本初の乳歯のストロンチウム測定の民間測定所(岐阜)について、中日新聞(2017年9月17日・朝刊一面)と東京新聞(2017年10月4日朝刊社会面)に記事が掲載されました。


来る11月19日の土壌プロジェクト報告会の中でも、Cラボ大沼淳一さんに、この乳歯保存ネットワークについて紹介し、説明資料や乳歯保存用キットの頒布も予定しています。ぜひ報告会へお越しください!

●11月19日土壌プロジェクト報告会の詳細はこちら

●乳歯のストロンチウムの測定、また資金応援いただける方は乳歯保存ネットワークへ直接お問い合わせください。乳歯保存ネットワーク=058(296)4038

以下記事の紹介です。



*中日新聞の記事のテキストを書き起こしておきます。


2017.9.17 中日新聞朝刊一面

内部被ばく 乳歯で調査
岐阜に初の民間測定所

 2011年の剛強電力福島第一原発事故で放出された放射性物質をめぐり、各地の子どもたちの乳歯を分析して影響を調べる全国初の民間測定所が、年内にも岐阜県内で発足する。事故当時に生まれた子どもの乳歯が自然に抜け始める時期を迎えたことから、全国各地に呼び掛けて回収。蓄積した放射性物質ストロンチウム90の濃度を測定し、内部被ばくの可能性や放射能汚染の広がりについて調査に乗り出す。(小倉貞俊)

福島事故受け全国の子対象
 運営に携わるのは、岐阜市で診療所を開く松井英介医師(79)、愛知医科大の市原千博客員教授(中性子工学)をはじめ名古屋大、岐阜大の研究者ら13人。現在、岐阜市茜部本郷の建設会社の建物を測定所に改修する工事を進めている。
原発事故で放出された放射性物質のうち、ストロンチウムは歯や骨に蓄積しやすい。母乳や食物などを通じ、子どもたちに蓄積された可能性があるとみて、松井さんらは159月、入試の提供を呼び掛ける市民団体「乳歯保存ネットワーク」(岐阜市)を設立。これまでに約300人分の乳歯を全国から集めた。
測定所の開設には、機器の購入代や建物の改修費など2,500万円が必要。さらにデータの収集・分析には長期間の継続した活動が欠かせない。「企業や団体、個人を問わず、多くの人が資金を出して参加できる仕組みが必要」(市原さん)と今年2月には、運営を担う非営利の株式会社「はは」を設立。出資金を集めて、高い精度で測定できる米国製の危機を購入した。
また、松井さんらメンバー5人は乳歯のストロンチウム分析で実績があるスイス・バーゼルの州立研究所で研修し、手法を学んだ。
乳歯の測定は、幅広い年齢や地域の年間400人程度を想定している。希望者は所定の用紙に出生地や育った場所、歯が抜けた日などを記し、前歯など小さな歯は4本程度、奥歯なら1本を送る。測定は無料。結果は1人ずつ知らせ、健康相談に応じる。
各地の子どもへの影響をめぐっては、福島県歯科医師会が東北大などと1312月から、乳歯の放射線量の強弱を測定している。
松井さんは「科学的なデータが集まれば、国や自治体に広範な調査を求めていく。事故で何が起きたのかを明らかにし、子どもたちの未来を守りたい」と協力を呼び掛けている。問い合わせ先は、乳歯保存ネットワーク=058(296)4038へ。

●ストロンチウム90 半減期は28.8年。空気や食べ物から体内に取り込まれると、骨や歯に蓄積しやすく、数十年もとどまって、白血病などの健康被害を引き起こす恐れがある。

2017年10月6日金曜日

中津川The Solar Budokanにて、食と土壌の放射能汚染トークを行ってまいりました

毎年、岐阜県の中津川にて行われている、
ソーラーだけで電力をまかなう超意欲的なロックフェス「中津川 The Solar Budokan」に、
みんなのデータサイト事務局長の石丸が、放射能測定やデータから見えてくること、原発事故の問題についてトークを行ってまいりました。


当日、会場は超快晴。まさに「ソーラー武道館」にぴったりの天候で、万単位の来場者の方で賑わう、とても気持ちの良いロックフェスでした。

ステージは対談形式で、「Rolling Stone」日本語版のシニアライターで、放射能問題にも関心の深いジョー横溝さんとの熱いトーク展開。
ジョーさんはご自身自ら東電福島第一原発構内に取材に複数回足を運ばれ記事にするなど、精力的に放射能問題に向き合ってきておられることに感銘を受けました。

内容は、この6年測定を続けてきて、データサイトの活動他で見えてきた食品や土壌汚染の状況、放射能と原発をめぐる諸課題についてです。
以下、当日の動画をアップいたしますのでよろしければご覧ください。


 実は、中津川 The Solar Budokanでは、毎年すべての飲食ブースの食材を事前測定している、という丁寧な取り組みを行っておられます。実に頭が下がります。



また、原発事故後の2012年に武道館で始められたフェスは、毎年快晴で、再生可能エネルギーだけで巨大な複数のステージの電力を賄い、運営されている、というのですから、驚きです!超大規模なステージが複数ですが、それでもできる!かなりのインパクトがある、素晴らしい取り組みでした。


 複数の原発で過酷事故が連発した、あの超巨大事故が起きてから早6年半。すでに社会では事故のことが風化しつつある(されつつある)ような現状がありますが、まだまだまだまだ原発の事故処理、放射能汚染対策は終わることがありません。
 しかし、あの事故を経て、このようにエネルギーシフトに挑戦するロックフェスが行われていることに、力と希望を感じた1日でした。

 トーク終了後は、中津川ソーラー武道館の顔的存在であるアーティストの佐藤タイジさんから「ぜひまた放射能の問題、話に来て!」という力強いお言葉をいただいて、会場を後にしました。(すっかりタイジさんのファンになりました(笑))


 中津川ソーラー武道館。本当に気持ちいい、楽しいフェスでオススメです!
 またぜひお邪魔したい素晴らしい場でした。

 中津川 The Solar Budokanのみなさま、ありがとうございました!

 (石丸)

2017年9月20日水曜日

【11/19・東京】2017年秋・土壌プロジェクト報告会のお知らせ

11月19日(日)に、土壌プロジェクトの報告会を開催します。

土壌プロジェクトの成果であるマップを、地形や様々な要素から読み解きを試み、より皆様に理解していただきやすい形を考えてプロジェクトを進めています。
現在、ネットに馴染みのない方、17都県をまとめていつでも読みたい方に向けて、地図帳形式での出版を企画しています。その予告編として、解析を始めた幾つかの県を先行して皆様に見ていただきます。また、ホットスポットの測定プロジェクトもスタートしましたのでその報告もします。

多くの方にご覧いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

知ろう!測ろう!つなががろう! 東日本土壌ベクレル測定プロジェクト
2017年秋・報告会
いよいよ「土壌の放射能を見える化」した紙のマップ集に着手!
土壌プロジェクト・アトラス<予告編>
〜いくつかの県を例に解析結果を先行報告します〜


お申し込みはこちら (Google formが開きます)


場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟401
日時:2017年11月19日(日) 9時30分〜12時(午前9時受付開始)

主なプログラム(予定)
●土壌プロジェクト・アトラス(紙のマップ集)発行の進捗
●幾つかの県を例に、土壌プロジェクトのデータ解析から見えてきたこと
●栃木県でのワークショップ活動報告
●環境濃縮(ホットスポット)ベクレル測定プロジェクト報告 など

参加費500円 (おみやげつき)

*土壌ベクレル測定プロジェクトの結果を掲載したA3版マップ。下記のいずれかご希望の1枚をプレゼントします。
(17都県全体マップ、東京都マップ、神奈川県マップ、埼玉県マップ ほか)

お申し込みはこちら (Google formが開きます)







2017年9月19日火曜日

9/18 さようなら原発 さようなら戦争全国集会 ブース出店いたしました

9月18日、代々木公園の「さようなら原発 さようなら戦争全国集会」にブース出店しました。



当日は、台風一過の青空の下、この日にあわせて新たに企画して刷りたてホヤホヤのA3版の17都県マップ、東京、神奈川、埼玉のマップ、そして100年マップなど、テントの掲示物に多くの方に足を止めて興味を持って見ていただくことができたと思います。
遠くは長崎からいらした方にも100年マップをお買い上げいただいたり、全種類のマップをお買い上げいただく方もいるなど、プロジェクトを進めてきてよかったなと思います。

1日テントでお話ししていると、気づくことがいろいろあります。
日頃、放射能に関心のある方でも、話をしてみると、キノコや山菜(特にコシアブラの数値が高いということなど)を知らなかったりして、「孫に食べさせちゃってるよ!」「どこからどう勉強すればいい??」と尋ねられたりしました。
自分の住んでいる地域の汚染度と普通の食べ物、山に生えている天然の山菜やきのこなどとの汚染度の違いなど、丁寧に説明すると驚かれることもあります。

今後みんなのデータサイトでは、これまでに蓄積してきた食品や土壌のデータを
より一般の方々にわかりやすい形でまとめ直して解説を加えるなど、
単なる「データ」だけではない形で、情報を可視化してお届けしていければと活動内容を企画しているところです。

土壌プロジェクトの「地図化」も1つの成果ですが、より皆様に放射能のことを理解していただき、被ばくを防ぐために活用いただけるよう、サイトの企画・整備を進めていく所存です。また土壌プロジェクトの成果については、解説付きの「マップ集」として出版する準備を進めております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

テントへお立ち寄りいただいた皆様、応援ありがとうございました。

2017年9月12日火曜日

【9/18・東京代々木】さようなら原発・さようなら戦争イベントにテント出店します

9月18日のさようなら原発・さようなら戦争イベントに、みんなのデータサイトでテントを出店します。場所は東京、代々木公園です。
場所はブース番号11番、NHKホールの向かい側付近です。
(11時頃から15時頃まで開いています)

当日は、春にアンケートを取ってサイズや希望を伺った「土壌プロジェクト A3版各都県マップ」「土壌プロジェクト A3版17都県全体マップ」、100年後までのセシウム減衰を試算して色分けした「100年マップ」の販売をします。
また、Tシャツやバッジ、ステッカーなどのオリジナルグッズも取り揃え、スタッフがお待ちしています!

ぜひ、代々木公園に皆様でお越しいただき、ブースへお立ち寄りください。お待ちしております。
---------------------------------------------------------------------------------------
以下、さようなら原発のサイトからのコピペです。
9/12現在のタイムスケジュールは以下の通りです。
11:30 出店ブース開店
12:30~13:30 けやき並木ステージ
    福島から
    憲法課題:古今亭菊千代さん(落語家)
    憲法課題:清水雅彦さん(日本体育大学教授)
    沖縄から:山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)
12:30 開会 野外ステージ
    うた:松崎ナオさん
    
13:30 発言 司会:木内みどりさん(俳優)
    鎌田慧さん(ルポライター)、落合恵子さん(作家)、澤地久枝さん
    (作家)
    福島から:佐藤知良さん(ひだんれん幹事)
    自主避難者から:森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)
    玄海原発から:徳光清孝さん(原水爆禁止佐賀県協議会会長)
    沖縄から:山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)
    総がかり行動から:福山真劫さん(総がかり行動共同代表)
    うた:趙博(チョウ・パギ)さん
15:00 デモ出発
渋谷コース:会場→渋谷駅前→明治通り→神宮通公園解散
原宿コース:会場→原宿駅→表参道→外苑前駅周辺解散
※ステージ上のトークには手話通訳があります。

2017年7月17日月曜日

【7/22・東京】第2回 福島の現状を知り、語り、考える会 開催のお知らせ

参加測定室である、NPO法人ふくしま30年プロジェクトが主催する、
「第2回 福島の現状を知り、語り、考える会」 開催のお知らせ

原発事故後 ~今~ これからを共に生きる人たちへ

 今年、2月25、26日にふくしま30年プロジェクトが初めて県外で開催した交流会、「福島の現状を知り、語り、考える会」。場所は世田谷と国分寺、2回ともに会場キャパを上回る来場者数で、7年目の節目を目前にしていたこともあり、福島に対する予想以上の関心の高さが確認できました。
そして、原発事故から丸6年が経過した後の今夏、あらためて現地の生の声の発信と、話し合いの場を設定し、首都圏、福島県に住むそれぞれがお互いの生活を尊重できるような関係性を模索していきたいと思います。
詳細はこちら→ふくしま30年プロジェクトHP
Facebookでも参加申し込みできます→ Facebookイベントページ
日時:2017年7月22日(土) 13:30~16:30
参加費:500円
場所:新宿三丁目ホール (東京都新宿区新宿5-4-1 新宿Qフラットビル 2F)
タイムテーブル
第1部
13:30~14:50
「原発事故後 7年目の今」
島 明美 (福島県在住2児の母)
第2部
15:00~16:30
「今の福島から これからを考える」
パネリスト     島  明美
         高橋 千春
         佐原 真紀
ファシリテーター 平井 有太
主催・問い合わせ
NPO法人ふくしま30年プロジェクト
TEL:024-573-5697


2017年7月16日日曜日

【メディア掲載】Cラボ大沼淳一さんの寄稿が図書新聞(2017.6.24)に掲載されました

みんなのデータサイト参加測定室の1つ、未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター(C-ラボ)の大沼淳一さんが、図書新聞(2017.6.24)に寄稿した記事を共有します。是非ご一読ください。

「過酷な放射能汚染地域では帰還の強制ではなく 避難・移住の権利を」〜今からでも遅くはない、被曝限度を年間1ミリシーベルトに戻さなければ〜

大沼淳一



 福島原発事故が起きて、大量の放射能が17都県に降り注いだ。この時政府がとった政策は最悪のものであった。社会主義政府のもとで発生したチェルノブイリ原発事故の時にとられた政策と比べても数段劣悪なものであった。巨費を投じて開発されていた放射能の雲の移動予測システムSPEEDIが活用されず、避難指示は後手後手に回り、むざむざ大量の住民に過酷な初期被曝をさせてしまった。さらに、法律で定められた一般人の追加的被曝線量限度である年間1ミリシーベルトを放射性物質汚染対処特措法によって20ミリシーベルトに引き上げ、これを上回る区域だけでしか避難対策を講じなかった。区域外の避難者に対しては冷酷な対応に終始してきており、先ごろ失脚した今村元復興大臣発言は政権の本音にすぎない(区域外避難者は災害救助法でわずかに住宅支援を受けていたが、それも本年3月で打ち切られてしまった)。すでに184人に達した小児甲状腺がん患者多発についても、初期被曝が原因であることを認めようとしていない。
 政府は、国際放射線防護協会ICRPが重大事故など非常時に設定する一般人の参考レベルとして設定した年間20〜100ミリシーベルトの下限をとったとしているが、すでに事故収束宣言(2011年の野田首相)や「アンダーコントロール発言」(安倍首相)が時の総理大臣によって発せられているわけで、せめて年間5ミリシーベルト、あるいは平時の1ミリシーベルトに戻さなければならない。しかし政府は今でも年間20ミリシーベルトを改めず、これを下回ったとして汚染地域への住民帰還政策をごり押ししている。
 そもそも年間1ミリシーベルトは安全基準ではない。ICRPは被曝線量とがん死リスクとの関係が閾値なしで直線関係にあるとするLNT仮説に従って、集団被曝線量1万人・シーベルトで500人のがん死リスクがあるとしている。これを100万人が年間1ミリシーベルト被曝する場合に換算すれば、50人のがん死リスクということになる。ダイオキシンなどの有害化学物質の基準設定が10万〜100万分の1のがん死リスクで設定されているのと比べると、ヒトの健康に対して5〜50倍過酷な基準設定だということになる。年間被ばく限度20ミリシーベルトは100万人あたり1000人のがん死リスク(1億人なら10万人)をやむをえないとする基準であり、化学物質の基準の100〜1000倍のリスクを押し付ける過酷な基準である。
 チェルノブイリ事故後5年目に制定されたチェルノブイリ法では緻密な土壌放射能汚染結果を踏まえて、土壌1キログラムあたり2800ベクレル(=1平米あたり18万5000ベクレル)を超えれば移住(避難)の権利を認めるものであった。しかるに日本政府は2011年に限定された地域について文科省が行った土壌調査を最後に、以後は航空機による精度の悪い空間線量率調査しか行っていない。これに対して、全国32か所の市民放射能測定所(筆者が関わるCラボも参加)が連携する「みんなのデータサイト」(https://www.minnanods.net/)が実施した17都県約3200地点におよぶ「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」調査結果によれば、政府が避難対策を講じなかった福島県中通、宮城県南部、栃木県北部、千葉県西部、岩手県南部などにおいて、チェルノブイリ法の移住の権利ゾーンに相当する汚染域が2017年時点でも広範囲に存在することが明らかになった。
 2012年6月、議員立法で制定された子ども被災者支援法は「居住、他の地域への移動及び移動前の地域への帰還についての選択を自らの意思によって行うことができるよう、被災者がそのいずれを選択した場合であっても適切に支援する(2条2)」「基本方針を策定するときは、事故の影響を受けた地域の住民、当該地域から避難している者等の意見を反映させる(5条3)」ことを定めている。今からでも遅くはない。被曝限度を年間1ミリシーベルトに戻すとともに、それを上回る地域の約200万人超の人々の避難の権利を認め、避難先での生活と就業の保証、原爆被害者に公布されたのと同様の被爆者手帳に基づく健康管理などが実施されなければならない。また、学術会議提案にもあった二重住民票制度によって、50年〜100年後に子孫が故郷に戻れる権利を確保することも必要である。(未来につなげる東海ネット・市民放射能測定センター<略称:Cラボ>運営委員、原子力市民委員会委員 大沼淳一)




2017年7月1日土曜日

【7/8・高知】おのみち-測定依頼所-の杉原さんが講演します

みんなのデータサイト 参加測定室の おのみち-測定依頼所- 杉原さんが
高知県で講演会を開催します。
お近くの方はぜひ足をお運びください。 また関心のある方に情報をお伝えいただければ幸いです。


【おのみち-測定依頼所-】講演会」:2017年7月8日(土)
 高知県

おのみち測定依頼所のブログはこちら

告知です。「【おのみち-測定依頼所-】講演会」を、
来る平成29年7月8日(土曜日)に高知県で講演会を開催します

測定員の杉原が講師として呼ばれました。
お近くの方、遠方の方も是非お越しください。
なお、会場では子どもさんの入場も大丈夫です。
ガヤガヤしていても大丈夫です。私はそういう雰囲気が大好きです
濃い話が多く普段は分かりにくい話でも、分かりやすく面白く(?)お話をします。
どんな質問でもお答えいたします。
(もちろんお答えできる範囲になりますが・・・)

////////////////////////
【おのみち-測定依頼所-】講演会   
※民間放射能測定所
「おのみち -測定依頼所-」は広島県尾道市にあります。
測定員:杉原さんの講演


◆日時:平成29年7月8日(土)午後2時00分~5時00分(開場1時30分~)
◆主催:高知県放射能データ測定研究所
◆入場料:無料
◆会場:四万十町農村環境改善センター
(高知県高岡郡四万十町榊山町3−7)
※会館の駐車場あり:四万十町役場東館にもあり
※JA四万十すぐ隣り
※四万十町役場東館斜めはす向かい

◆高知県放射能データ測定研究所の事業目的(一部抜粋です)
2011年3月11日の東日本大震災によって、東京電力福島原発事故が発生しました。
事故により放出された放射性物質によって、東日本からさらに広域にわたり、
目には見えない放射能汚染が広がりました。
知らず知らずのうちに流通していると思われる汚染食品も心配です
そうした中、自分たちが生産するもの、あるいは消費するものの汚染状況を
自分たちの目で確認したいと願う仲間たちがお金を出し合ったり、寄付を募ったりして、
食品(海産物を含む)や水や土壌などを中心に、放射能測定に取り組む活動が、全国で広がってきました。
学校給食・地域住民(国民)の食の安全を考え、放射能汚染食品等の不安解消、正しい知識・意識を高めるため
(それは、昨今の福島からの避難者に対するいじめ問題にも係わってきます)

◆当所への測定依頼実績
・H28年の「放射能検査」は、3回の測定:15検体を行いました。
・H29年は、先日「初ガツオ」「竹の子」を検査に出しました。

◆後援団体:四万十町役場・四万十町議会
四万十町教育委員会・四万十農業協同組合
高知はた農業協同組合・高知新聞社・RKC高知放送
KUTVテレビ高知・KSSさんさんテレビ



(高知新聞社・高知放送の催し予定表から)
http://www.kochi-sk.co.jp/event/shinbun.htm

(テレビ高知のイベント案内から)
http://www.kutv.co.jp/?target=event_list&target_category=culture

(RKC高知放送のイベントページから)
http://www.rkc-kochi.co.jp/event/index.cgi?page_kind=2&page_no=1&year=2017&month=07


2017年6月24日土曜日

【6/25・仙台】高木仁三郎市民科学基金 市民科学 研究成果発表会に参加します。

明日(6/25)、仙台で開催される、高木仁三郎市民科学基金の 市民科学 研究成果発表会にて「みんなのデータサイト」も成果を発表します。

テーマは、『NaIシンチレーターによる土壌中放射性セシウム濃度測定の精度向上と検証のための取り組み~市民放射能測定所の連携強化を目指して~』スピーカーは、新潟県「あがのラボ」の村上さんです。
どなたでも入場できます。
■日 時2017年6月25日(日) 12:30開場 13:00開会 18:10頃閉会
■場 所エル・ソーラ仙台 大研修室
 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目3-1 アエル 28階
   JR仙台駅 徒歩2分、仙台市営地下鉄南北線・東西線仙台駅から徒歩4分   
■参加費資料代 1,000円
■申込み準備の都合上、6月22日(木)までに E-mail info@takagifund.org 又は
Fax 03-5539-4961へお申し込み頂けると助かります。
(当日参加も可能です)

詳しくはこちら
→http://www.takagifund.org/activity/2017/20170625rrm.html

2017年6月19日月曜日

【6/25 岡山】「放射能汚染防止法」を制定しよう HKB47市民勉強会 IN 岡山2017」開催のお知らせ

みんなのデータサイト参加測定室の「おのみちー測定依頼所ー」杉原さんと、Cラボ所属で原子力市民委員会の大沼純一さんが講演する、市民勉強会が2017年6月25日(日)岡山で開催されます。
お近くの方、ぜひお運びください。

「放射能汚染防止法」を制定しよう HKB47市民勉強会 IN 岡山2017」

大沼淳一氏講演会
「ばら撒かれる放射能の実態と危険性」
2017年6月25日(日)
14:00~18:00(開場13:30)
会場:岡山コンベンションセンター 407会議室(定員80名)
参加費:1000円
(福島原発事故由来の避難・移住者の方は無料)

講師:大沼淳一氏(原子力市民委員会)
主催:「放射能汚染防止法」を制定する岡山の会
お問い合わせ先:
上田 uedabeck☆gmail.com(☆を@に代えて下さい)

【プログラム】
14:00~14:30 報告会
「原発事故対策に関する自治体への「質問書」提出」
杉原宏喜氏(「おのみち-測定依頼所-」)

14:30~16:00  大沼淳一氏講演
「ばら撒かれる放射能の実態と危険性」

(休憩)

16:15~18:00 パネルディスカッション
「放射能汚染防止法制定を目指す戦略」
大沼淳一氏(原子力市民委員会)
山本行雄氏(弁護士)
満田夏花氏(FoE Japan)
守田敏也氏(フリーライター)
佐藤典子氏(「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会)

18 : 00~交流会 (パネルディスカッション終了後会場にて)
(※交流会冒頭に「伊方原発運転差止広島裁判」原告団よりご挨拶があります)

[資料]
「制定しよう 放射能汚染防止法」(山本行雄著、星雲社)
「核廃棄物管理・処分政策のあり方」(原子力市民委員会)








動画メルマガ「カマレポ」で土壌プロジェクトの採取風景を取り上げていただきました

先日行った「伊豆土壌採取キャラバン」の模様を鎌仲ひとみ監督が同行して撮影して
鎌仲監督の動画メールマガジン「カマレポ」の「旅するカメラ」
市民科学の実践ー放射能を測る みんなのデータサイト
という特集で紹介いただきました。

このカマレポのダイジェスト版(2分35秒)を無料公開していますので、ぜひ多くの方に
広めて頂ければ幸いです。
【予告編】動画メルマガ"カマレポ"NO.48 市民科学の実践 放射能を測る https://www.youtube.com/watch?v=RhE5HluWOHo&feature=youtu.be

なお、全編は会員制、25分で視聴料515円/月(クレジットカード払い)です。
鎌仲さんの映画の制作費などの活動に充てられるそうです。

★動画メルマガ カマレポの購読申し込みはこちら→ http://kamanaka.com/mailmagazine/

2017年5月2日火曜日

Event report on the celebration of completion the soil measurement project-March 26, 2017


Thank you! A report of the celebration even of completion the soil measurement project.

We held “Thank you! 3000 samples completed for East Japan Soil Measurement Project report” at Yoyogi Olyimpic center in 26th March 2017.


For 2 and half years, we have conducted free charge measurement for soil samples from 17 prefectures in the North East side of Japan. Thank you so much for your support financially and also collecting the soil samples.

Finally, we have achieved to create a map of cesium contamination level in those areas by measuring more than 3,000 soil samples. We would like to show our sincere appreciation for your all, so we organised reporting and sharing event.

On the day, it was raining but approx. 150 people joined us.

Out of 33 measurement stations that belongs to “Minnna no Data Site (MDS)”, 13 measurement station joined us. Also 11 guest organisation which have been working to protect children from radiation have joined us and held their own booth. Below is the report of the event.



2 and half years of development of the Soil measurement project: introduction of the measurement stations

We introduced the history of MDS and how the project was carried out using slide presentation. Also we introduced 13 measurement stations which joined us on the day.

Some of the feedback we received from the participants were “I was impressed to meet all the people who is involved in this activities” and “I could understand how the project has developed and spread out”.

Introduction of the measurement stations















Hokkaido from the North to Onomichi from the South have gathered here

Tho it was a short time, we could share the different situations of measurement stations by regions.



Introduction of the guest organisation booths and mingling and purchasing time 

After the introduction of the guest organisation and what they have in their booth, we held mingling time. Many people enjoyed buying DVD, books and cute items from the booths.

http://nuu-nuu.com/ 
http://3tasu1.com/
http://fbsnetwork.com/
http://kodomozenkoku.com/
http://www.nuketext.org/
https://zendamafes.wordpress.com/think-to/
http://www.kuminosato.com/
http://sokuteimiyagi.blog.fc2.com/
http://www.lab-asunaro.jp/
●Higashi-rinkan Radiation measurement station
●Minnano data site




all of the profits from the crafts go into recreation project 




Guest organisations introducing their booklets






Nuu’s mini concert 

A small concert was held by singer Nuu and Guiter who sang ending song for “Little Voices from Fukushima” directed by Hitomi Kamanaka.

We could feel the preciousness of lives, sweetness of moments of life by listening to their music.

One of the staff members Nakamura said that she could remember this past 6 years in blink of moment.  She recalled “how she started to get involved in this movement and why she is standing here today”, and remembered “all the uncertainty and determination caused by the accident”. There are so many injustice in the society, but she could received power to still keep holding on by listening to the beautiful voice and melody, and she shed some tears.

 A gentle singing by Nuu was applaused by the audience 




Presentation of “soil contamination map” by Director Hitomi Kamanaka and Secretary general Ishimaru

We have carried out this project for 2 and half years over 17 prefectures.
http://en.minnanods.net/soil/

We could gather more than 3,000 soil samples that contributed to data of contamination by cesium in soil. We created prediction map that could tell the situation in 2011 and predictions for 100 years later. Also we compared to situation in Chernobyl and the difference between evacuation standard line in Russia and Japan.

As a outcome of the project we released speculation map of cesium contamination in 2011 until next 100 years. We are working to English version of the map by the end of 2017.

Director Kamanaka talked about the situation around children with thyroid cancer in Fukushima. She also talked about how diseases are increasing in Kanto Area which she heard directly from a nurse. We are waiting for the accurate data from statistics and science. She discussed about how iodine was not distributed to people, and the response by the government at the time.

Soil measurement project by MDS was started by civilians because the government did not put effort in researching and disclosing the informations about the soil contamination. At the end, Ishimaru concluded by saying “Today is not the ending, but the starting point. From now we will discuss and co-operate to think wisely about how to use this data and spread them”.
We received many feedbacks. Here are some of them; “I could understand the importance of knowing the contamination situation well.” or “I could find out many information that I didn’t know”.

Left: secretary general Hidetake Ishimaru Right: Our guest, director Hitomi Kamanaka




A talk by a person who has self-evacuated 


2nd popular content of the day was talk from the evacuee.

There are not many chance where we can listen to evacuee from Fukushima. Also the compensation for self-evacuee by the government which made the rent free of charge was about to be cut in 31st March. In this very busy schedule, she agreed to come and talk.

Mrs Naoko Suzuki evacuated temporally from Iwaki city to Hachioji, Tokyo at midnight of 15th March, 2011. Then someone offered them to stay with them in Saitama, so they moved there.

In the beginning she evacuated with her 2 daughters thinking it will only be for 3 months, so her partner went back to Fukushima. However, single parent evacuation lasted for 2 years.

Family home which they have only been living for 8 years had to be sold after a very tough decision.

Her partner found a job in Saitama, so the family is united again and living together now. However, in Iwaki city, there is a tradition for the oldest son to stay and inherit the household, so only 3 family evacuated out of 600 students in a school, and now only Suzuki’s family is evacuating.

Everyday they live in the guilt for running away, and the longing for the hometown, that lead into hardship of not being able to be honest with each other among family.

However, among all the evacuee, only 20% of them have returned to their hometown, which proves that many of them have feeling that it is still not safe. In that sense, the map’s data helps think about the safety.

Among 370,000 people, 187 children was diagnosed with thyroid cancer. However, the Fukushima government is trying to minimise the need for health check ups. She said “I cannot forgive the response from them. It is important to take action towards what has already happened, so I will study more and I want to raise voice based on concrete data”.  The memorable phrase she said was, “Children are treasure, but parents are also treasure. Evacuee also deserve to be happy. We already reach that time. I would like to keep my head up and keep holding on”.




About Environmental concentrated bequel measuring project

The East Soil Measuring Project did not include micro hotspot. It was to analyze normal contamination level in each region by creating the map. However, it is impossible to ignore the issues raised by micro hotspots that is prevalent throughout North-East Japan.

From now on, with the support from Hotspot Investigators for Truth (HIT), we will launch “Environmental concentrated bequel measuring project” to measure and disclose datas of micro hotspots.
This project causes risks on health by inhaling exposure when gathering and measuring high level contamination soil, so we are not asking for public to collect the soil.

We will raise awareness of what kinds of places are likely to be hotspot through easy pictures on the website. Website will be released around this May.


  
features of places/conditions that are likely to accumulate cecium
Under rain drainage (2) puddle (3) roadside (4)edge of parking area (5) inside of gutter (6)lower part of steep slope (7) planter (8)near the roots of tree (9)walls beside buildings (10) black substances: those lichen or blue-green algae on the sides of roads (11)moss (12)dusts




What’s next for MDS


  • We will produce soil contamination map

In september, we are planning to publishing finalized version of map with explanations of each regions including missing regions.


  • We will renew our website, so that it will be easier to understand and use. 

We will created in the way so it is easier to see the results from the projects, and look at the contamination situation in the past, present and future.


  • We will add more explanations about meanings of numerical results. We aspire to provide website that can offer users to have their own safety threshold towards the contamination situation, and use the data on the website in their daily life. 



  • We will continue to encourage people to use data effectively. 

Also we would like to value the connection we made through this project. We are planning on hosting more events that will gather us together again to think about evacuation, compensation, recreation and protecting children. If you have any ideas, please share them with us.



Gratitude 

Below are the organisation who supported to host this event and our daily activities through their funding.
LUSH Japan https://jn.lush.com/
Act Beyond Trust http://www.actbeyondtrust.org/
The Takagi Funds for Citizen Science http://www.takagifund.org/

We thank you deeply to those of you who donated to us directly, through the cloud funding and share and support our project.

We are not finished yet. From now on, we will move on to spread what the data is showing to us.
We look forward working with you more.

2017年4月26日水曜日

【メディア掲載】HSF市民測定所・深谷(埼玉県)が東京新聞に掲載されました

2017年3月15日付 東京新聞に、みんなのデータサイト参加測定室の1つでもある、「HSF市民測定所・深谷」の活動が取り上げられました。

今回は、測定室名にもなっている、HSF(ホットスポットファインダー)という空間線量測定器を活用し、埼玉県全自治体300公園の空間線量を丹念に測定していることを取材されたそうです。
「みんなのデータサイト」や「土壌プロジェクト」の直接の内容ではありませんが、測定室の活動として大変貴重なもので、ぜひ皆様にご紹介したく、掲載します。

結果は、ホームページ「HSF市民測定所・深谷 放射能見える化計画」で公開しているほか、冊子にして配布しています。どうぞ、上記ホームページをご覧ください。

2017年4月10日月曜日

ありがとう!3,000件 土壌プロジェクト報告会 イベントレポート

2017年3月26日、代々木オリンピックセンターにて『ありがとう!3,000件 東日本土壌ベクレル測定プロジェクト報告会』を開催しました。

17都県にわたり、2年半の無料測定期間を設けてプロジェクトを実施し、資金サポート、土壌採取サポートの両輪で援助を呼びかけ、多くの市民の皆様にご協力を頂きました。
そしてこの度、ついに3,000件を超す貴重な各地のセシウム汚染の状況を得て、マップ化することができました。そのお礼・感謝の気持ちを込め、多くの皆様に集まっていただき、その成果を発表・共有して交流する機会として、報告・交流会を企画しました。




当日は、花冷えの雨の中、約150人もの来場をいただきました。
「みんなのデータサイト」からは、参加している全国の33測定室の内13測定室が駆けつけました。
また、日頃から脱被曝、保養、子どもたちを放射能から守る活動などを行っている11団体にブース出展をいただき、会がスタートしました。以下レポートです。ぜひご覧ください。


土壌プロジェクト2年半の軌跡・測定室紹介


みんなのデータサイトの成り立ちや土壌プロジェクト活動の模様をスライドショーで振り返りました。各地での採取講習会や実際の土壌採取の模様をはじめ、来場した全国各地から13測定室の紹介をしました。
来場者のアンケートでは「測定室の方々の顔を見て声を聴くことができて、このようなたくさんの測定室の皆さんがプロジェクトに関わっていることを知ることができて感動した」「プロジェクトの始まりから広がりまでがよくわかった」などの感想をいただきました。

測定室の自己紹介風景です

 北は北海道から、西は尾道までの測定室が駆けつけました


放射能測定にまつわる地域ごとに異なる状況や思いを、短い時間ながらも共有しました



ブース出展団体自己紹介と交流・販売タイム

11の団体の自己紹介と当日販売や展示しているもののPRなどをしていただいた後に、交流タイムを持ちました。多くのブースにお客様がお立ち寄りいただき、DVDや冊子、雑貨などの購入や相談が活発に行われました。


【ブース出展団体】(11団体)
●NUU(ヌー)http://nuu-nuu.com/ 
●3+1 (サンタスイチ) http://3tasu1.com/
●飲食セーフティーネット http://fbsnetwork.com/
●NPO子ども全国ネット http://kodomozenkoku.com/
●原子力教育を考える会 http://www.nuketext.org/
●ゼンダマフェス https://zendamafes.wordpress.com/think-to/
●沖縄・球美の里 http://www.kuminosato.com/
●みんなの放射線測定室「てとてと」(測定室)http://sokuteimiyagi.blog.fc2.com/
●アスナロ(測定室) http://www.lab-asunaro.jp/
●東林間放射能測定室(測定室)(HSF(ホットスポットファインダー)の実演)
●みんなのデータサイト




「アスナロ」の手芸品の売り上げは、福島の子どもたちの保養プロジェクトの活動費に

 「ほうしゃのうきほんのき」を宣伝する子ども全国ネットさん



交流時間中、それぞれのブースで交流が進みました



NUUさん「ミニライブ」

鎌仲ひとみ監督「小さき声のカノン」のエンディング主題歌でおなじみのシンガーNUUさん+笹子重治さん(ギター)によるミニライブ。「うまれてきたから」など数曲を披露していただきました。命の大切さ、何気ない日常の愛おしさをあらためて噛みしめるひとときとなりました。
司会をしていたスタッフの中村も、「なぜ自分がこの活動をスタートしたのか。なぜ今ここで司会をやっているのか?」、原発事故直後の子を抱えての不安な気持ち、なんとかしなくちゃと立ち上がった頃の思いが走馬灯のように駆け巡り、あれから6年、不条理なこともたくさんあるけどそれでもやっぱり前を向いていこう、、、と美しい歌声と演奏にちからをもらい、思わず涙がこぼれました。


やさしい歌声を披露してくれたNUUさんに会場から惜しみない拍手が



鎌仲ひとみ監督と事務局長石丸による「土壌汚染マップの解説」対談


いよいよ本日の目玉。今回の土壌プロジェクトでは、17都県に渡りプロジェクトを2年半実施しました。その結果3,000件を超すセシウムの土壌汚染を示すデータを得ることができました。そのマップをお披露目するとともに、2011年当時どうだったのか?100年後どうなるのか?といったシミュレーションをご覧いただきました。またチェルノブイリ事故後のロシアなどの汚染状況との比較、日本とロシアの避難基準の違いなどの解説がありました。http://www.minnanods.net/soil/



ゲストの鎌仲ひとみ監督からは、福島県内の小児甲状腺がんの発症状況に関するお話を聞きました。また関東地方における疾病が増えていることなど、直に看護婦さんから聞いたという話を含めて生のお話がありました。今後、実際に統計データや学術データとしての裏付けが待たれますが、事故当時のヨウ素の被ばくを迅速に調べなかったことなど、事故当時からの行政の姿勢に話が及びました。

みんなのデータサイトの土壌プロジェクトは、土壌汚染の調査・情報公開を国が本格的に取り組んでこなかったことから、市民の皆様と立ち上げたプロジェクトです。結びに石丸が「今日はゴールではなく、新たなスタートの日。今後はこの蓄積されたデータをどのように広め、どう活用していくか、みんなで知恵を出し合い、連携していきましょう」という言葉で締めくくりました。
参加者アンケートでも「汚染状況をデータで把握することの重要性がよくわかった」「今までに知らなかった貴重な情報を得ることができた」などたくさんの感想を書いていただきました。




「避難されている方からのお話」

今回のイベントで2番目に「聞いてよかった」というお声が多かったのが、こちらの「避難者のお話」。
避難者の方から、実際に生の声を聞かせていただける機会は滅多にありません。しかも、3月31日には自主避難者への唯一の補償である住宅の無償提供が打ち切りになるというタイミング。大変お忙しい中、顔出しはNGという条件で来ていただくことができ、大変貴重な機会となりました。

鈴木直子さんは、いわき市から2011年3月15日の夜中に東京の八王子へ一時避難、その後自宅を提供してくださる方があり、埼玉の川越へと避難されました。 
当初は3ヶ月のつもりで2人の娘さんと避難をされ、お連れ合いは福島へ戻りましたが、結局2年間の母子避難となってしまいました。 
新婚時に建てた新築の一軒家も苦渋の決断の上売却することとなり、8年間しか住めなかったそうです。
その後、お連れ合いの就職先が埼玉県内にみつかり、現在は家族で暮らしているそうですが、いわきは土着で長男が家を継ぐという土地柄でもあり、全校生徒600人の内、避難家族は当時わずか3家族。現在も避難を続けているのは鈴木さん一家だけとなってしまいました。
逃げた罪悪感と故郷への思いとの葛藤の中で暮らす毎日は、子どもも親も気を遣い合い、我慢の連続だったそうです。
でも、全体の避難者の内、避難をやめ故郷に帰る人は2割、残りの8割の方々が避難を継続しているのは、残留している放射能が危険だからという思いがあるからで、その意味でも東日本土壌ベクレル測定プロジェクトが示すデータは、本当に有り難いと感謝の言葉を述べてくださいました。
37万人の内、184人の子どもに甲状腺ガンがみつかっているのに、検査を縮小しようとしている福島県は許せない、起きてしまったことにいかに対処していくかが大事なので、もっと勉強してこれからは正しいデータを元にきちんと訴えていきたい、と力強くお話しをしてくださいました。
「子は宝だけれど、親も宝。避難者も幸せになっていいんだよ。もうその時期に来ている。前を向いてしっかり頑張っていきたい。」という言葉が大変印象的でした。

(顔出しNGのため、お写真はありません)


「環境濃縮ベクレル測定プロジェクト」について

今回報告を行っている「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」は、汚染が濃縮されたマイクロホットスポットなどは除いた、その地域の標準的な汚染度を知って地図化するためのプロジェクトでした。一方で、東北・関東を含む広範囲に点在する「マイクロホットスポット」の問題も決して無視できるものではありません。
みんなのデータサイトでは、今後「環境濃縮ベクレル測定プロジェクト」として、Hotspot Investigators for Truth(ホットスポット・インベスティゲーターズ・フォー・トゥルース:略称HIT)の協力を得て、マイクロホットスポットの測定及びデータの公開に着手します。
こちらのプロジェクトでは、高汚染の土壌を採取・測定するため、吸い込み被曝などの危険を伴います。そのため、一般の方々に採取の呼びかけをすることはいたしません。

皆様には、実際にどのような条件の場所がホットスポットになりやすいのか? わかりやすいウェブページを通じて情報公開や注意喚起を呼びかけていきます。
ウェブの公開は、5月頃の予定です。




データサイトの今後の予定

●土壌汚染地図帳(アトラス版)を発行します
これまでに揃ったデータに加え、どうしてもまだ埋まっていない「最後の空白域」を事務局など有志でなるべく採取してデータを揃えた後、9月末(予定)に各都県のマップに解説を加えた地図帳「アトラス版」の出版を予定しています。

●ウェブサイト改変により、わかりやすいサイト・役立つサイトを目指します
この土壌プロジェクトの結果をより見やすく、また今回ご覧いただいた、現在・過去・未来の汚染状況を閲覧できる機能をより充実させていく予定です。

放射能汚染の数値、その意味などについても、できるだけ解説をわかりやすく加えていく予定です。単にデータを見ることができるだけでなく、サイトを訪れた方々が自分自身の物差しを持ち、データの意味を知り、自分や身の回りの方々の生活に役立てていただけるようなサイト作りを目指していきます。

●蓄積されたデータを有効活用していただけるよう呼びかけを続けていきます
また、このデータを多くの様々な活動をする方々に、有益に使っていただけるよう、呼びかけを続けつながりあっていきたいと思います。
避難、補償、保養、子どもたちを守る活動、また地域の人々との勉強会など非営利の活動にご提供していきたいと思っております。どうぞお心当たりの方がいらっしゃいましたら、事務局までお尋ねください。



感謝

当イベントの開催、及び日頃の活動を助成金で支えてくださる団体をご紹介します
LUSH Japan https://jn.lush.com/
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト http://www.actbeyondtrust.org/
認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金 http://www.takagifund.org/

またこれまで2回のクラウドファンディングへのご協力、直接カンパでこの活動を支え続けてくださる全国の皆様、活動を拡散したり応援してくださる皆様へ、この場をお借りして深く深く感謝申し上げます。
まだ活動は終われません。食品や土壌のデータ解析を通じて、データが指し示していることを、告知・拡散する新たなステージに入ります。
今後とも応援をよろしくお願いします。