2018年2月11日日曜日

【3/18・東京】報告会「原発事故から7年目に見えて来た 日本の汚染、世界からの声」へぜひお越しください

データサイトのこれまでの活動によって、チェルノブイリ法に照らすと、日本の避難や補償がいかに曖昧でずさんなものかが、数値でハッキリわかりました。 
また、セシウム137の半減期は30年と長く、100年後までの減衰予想マップをつくってみると、ここからの減り方の遅さが確認できます。 
今回のイベントでは、国内での調査やマップの活用の具体例についてお話します。 
また、海外への告知がようやく届きはじめ、心配や連帯の声がかえって来るようになりました。 
是非、この現状を確認にお誘い合わせの上ご来場ください。



日時:2018年3月18日(日) 13:15受付開始 13:30-16:30 
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟102 
参加費:500円(資料代) 


当日のプログラム(予定) 

●茨城重点地域調査ワークショップの報告 (つくば市民放射能測定所・藤田さん) 

 茨城県も国の重点汚染地域に指定されたスポットがあるなど、場所によって放射能汚染の影響が色濃くあります。そこでのワークショップの模様をつくばの藤田さんに報告いただきます。茨城県の汚染状況を解析し、報告します。 

●「福島原発避難者新潟訴訟」の提出資料作成に「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」が協力 (あがの市民放射線測定室「あがのラボ」・村上さん) 
 みんなのデータサイトの土壌プロジェクトの測定データが避難者訴訟の提出資料として活用されました。その経緯やどのような資料が活用されたのか、報告します。 

●「チェルノブイリ法のゾーン区分と日本の比較表」の見方 みんなのデータサイト事務局 

 日本の土壌の放射能汚染は、チェルノブイリ法における区分とどのように違うのか?  
 私たちは、どう理解すればいいのか? これまでの調査からわかってきた東日本の放射能汚染と  
チェルノブイリ事故時の汚染とその区分を比較してみんなで考えましょう。 

●ロンドンLUSHサミット参加報告  
 2/12-2/18に「みんなのデータサイト」がLUSH様の招待で本社のあるロンドンにてLUSHサミットという社内イベントに参加させていただきます。LUSHが支援する世界中の市民団体・環境団体と知り合い、情報交換する壮大なイベント! こどもみらい測定所の石丸と、ふくしま30年プロジェクトの平井2名がみんなのデータサイトを代表して参加します。 
イベントの2日間と、その後のロンドンの日本人団体・イギリスの反核団体との交流の模様を報告させていただきます。 

●国内外からのビデオレター上映  
 イギリス、フランス、ドイツ、他。(予定) 

●「アトラス版」(マップ集)現状のご報告 
 東日本土壌ベクレルプロジェクトの集大成として制作中の日本版「アトラス」の進捗をご報告します 

●本日参加の団体紹介&販売・交流タイム 
 出展する団体や測定室の皆さんと交流してください 

参加申し込みはこちら(こくちーず)
→ http://kokucheese.com/event/index/508128/

お誘い合わせの上ご参加ください。お待ちしております!

2017年12月31日日曜日

事務局体制の重要な変更のお知らせ

 平素はみんなのデータサイトのご利用・活動へのご支援をありがとうございます。
 みんなのデータサイト事務局の石丸です。
 本日はみんなのデータサイト事務局体制の重要な変更をお知らせいたします。

 2013年の発足当時より私が事務局長を務めさせていただいてきておりましたが、この2018年1月より、新しく小山貴弓さんに事務局長の任を引き継いでいただくこととなりました。

 小山さんは、これまでもずっと事務局の中心的存在であり、大変有能な方で、骨身を惜しまずデータサイトのため活動してきてくださいました。
 チェルノブイリ原発事故の頃から故高木仁三郎先生の薫陶を受け、原発の問題に長く取り組んでこられた大先輩でもあります。

 みんなのデータサイトは、これから「アトラス版」と題した放射能汚染マップの冊子作成を行い、また、海外発信も強めてゆくなど、さらに活動の幅を広げてゆくステージとなります。様々なデータや情報を更に可視化していくことにもチャレンジしてゆきます。
 その新しい展開を前に、小山事務局長を中心に事務局体制をさらに強化し、私は、共同代表の一人として、またWEBチームの責任者として、これからも尽力してまいります。

 小山新事務局長を中心とした事務局体制となり、WEB部門も強化し、さらなる発展を遂げてゆくみんなのデータサイトを、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 これまで私が事務局長を務めさせていただいていた期間に、お世話になりましたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。


               みんなのデータサイト共同代表 石丸偉丈拝




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 新事務局長就任に際し


 皆様、はじめまして! 事務局スタッフを務めてまいりました小山貴弓と申します。

 石丸さんより過分な紹介を頂きましたが、これまでの経緯を少し書かせて頂きます。
 2012年より高木仁三郎市民科学基金に「市民放射能測定事業・プログラムコーディネーター」として勤めさせて頂いた際に、各地の市民放射能測定室の皆さんと研究交流を重ね、みんなのデータサイト構想が持ち上がりました。
 以降は、研究交流会を実施しながら「みんなのデータサイト」の立ち上げに仲間の皆さんと奔走し、高木基金の3年間の任期を終えると同時にデータサイトの事務局スタッフとして働くことになり、立ち上げから4年強、みんなのデータサイトを形作って来ました。

 そして多くの皆様のご協力を得て、食品測定で1万件以上を登録することが出来、土壌測定「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」ではのべ4,000人のご協力で3,000ポイント以上の採取測定を達成し、ついに「日隅一雄・情報流通促進基金2017大賞」を頂戴するまでとなりました。
 ここまで大きな組織に皆様に育てて頂き、感謝の思いでいっぱいになると同時に、事務局としての役割が当初考えていたものより、はるかに大きなものとなって来たことを日々感じておりました。
 石丸さんの共同代表、事務局長、WEBの担当者という3つの顔から、ひとつでも引き受けられればということで、この度「事務局長」を担わせて頂くこととなりました。
 石丸さんにはこれまでと同様、共同代表のひとりとして、みんなのデータサイトの顔として、皆様に向け発信をさせて頂くことに変わりありません。
 私は得意な事務で事務局を牽引していくよう勤める所存です。

 至らぬところもあるかと思いますが、今後とも倍旧のご支援を賜りたく、2018年も何卒よろしくお願い申し上げます。


                              新事務局長 小山貴弓

2017年12月29日金曜日

マップ集・アトラス版製作遅れについてのご案内

【マップ集・アトラス版製作遅れについてのご案内】


 2017年1月に行なったクラウドファンディング(※1)、現在配布しているチラシ(※2)等で、
秋口に「マップ集・アトラス版」(※3)を発行する旨、ご案内をしておりました。
長期に渡り議論を重ねている間に、当初の構想を少し大きく展開し、単なるマップ集ではなく
様々なデータ集の要素も加え、読み物としての幅を持たせたものにしていこうという方向に
まとまって来ており、もう少し製作に時間を頂きたくここにお願いをするものです。
また、大口の助成金の獲得が最後の一歩で叶わず、資金調達や販売方法のアイデアを考えるためにも
お時間を頂ければと考えております。
 現在、2018年夏、8月初旬に発行をするべく準備をしております。
皆様のお役に立てるような1冊となるよう、力を尽くして製作してまいります。
11月19日の報告会に続き、2018年3月18日にも報告会を開催致しますので、その際にも経過報告を
させて頂きます。
 大変お待たせして申し訳ございませんが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

                             みんなのデータサイト一同

※1:主な使いみち⇒東日本土壌ベクレル測定プロジェクト・測定費用、環境濃縮ベクレル
測定プロジェクト・立ち上げにかかる費用。
※2:2017年4月25日ver。
※3:「マップ集・アトラス版」とは・・・ベラルーシ・ウクライナでつくられたRAD ATLAS

(ラド・アトラス)に習って製作する日本版土壌放射能マップ(大判のブックレット)の仮称。

2017年12月20日水曜日

「日隅一雄情報流通促進賞 大賞受賞のご報告」

「日隅一雄情報流通促進賞 大賞受賞のご報告」

この度、栄えある「日隅一雄・情報流通促進賞」大賞に、みんなのデータサイトの活動が選ばれました。12月15日、日比谷にて授賞式が行われ、メンバー一同で参列させていただきました。簡単に以下ご報告申し上げます。

今回は、森友学園問題を白日の下にさらした大阪の木村真議員、国会中継を文字起こしして各地でコッカイオンドクを展開してきた小原美由紀さん、SEALDsの活動を記録し発信してきた尾崎孝史さん、という錚々たる受賞者の方々と共に、「みんなのデータサイト」が栄えある大賞をプレゼンター落合恵子さんより受賞を受けました。大変光栄な機会でした。

<受賞者>
大 賞:「みんなのデータサイト」の活動(共同代表:石丸偉丈、阿部浩美、大沼章子)
奨励賞: SEALDs参加者への取材活動(尾崎孝史さん) 
特別賞: 森友学園問題にかかわる情報公開を含む調査活動(木村真さん)
特別賞:「コッカイオンドク!」活動(小原美由紀さん)




今年の選考基準は、市民による情報の発信・流通に着実に取り組んでいる活動に焦点を当てられたということを伺いました。その面でも、大きなデータを市民力で着実に積み上げ、放射能の問題の可視化を続けているデータサイトがふさわしい、と大賞に選んでいただけたようでした。並み居る素晴らしい活動が多数ある中で、私たちが大賞を受賞できましたことは、本当に光栄でありがたいことです。
また、資金面でいつも厳しさのある市民活動ですので、副賞として30万をいただけたことも、活動継続への力となり、大変ありがたいことでした。

この大賞は、「みんなのデータサイト」全体と、ご協力くださった全ての方に贈られたものであるとスタッフ一同は認識しております。参加34測定室・スタッフはもちろんのこと、土壌プロジェクトに取り組んでくださった延べ人数4,000人以上の採取者の皆様、資金面でサポートをしてくださった多数の皆様、支援団体の皆様のおかげで、この賞をいただくことができました。改めてこれまでご支援・ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

尊敬すべき故日隅一雄先生のお名前が冠された栄誉ある「日隅一雄情報流通促進賞」の2017年大賞をいただけましたことを、ここに感謝と共にご報告させていただきます。
ありがとうございました。

みんなのデータサイトは、これから放射能汚染マップを冊子にまとめる「アトラス版」作成プロジェクトや、海外発信の強化などに取り組みを強めてまいります。
まだまだ私たちがやるべきことは山積しております。
これからも、ますます皆様のご支援・ご協力を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

                みんなのデータサイト スタッフ一同

受賞者の皆様と記念撮影

2017年11月28日火曜日

2017秋土壌プロジェクト報告会 開催レポート


2017秋土壌プロジェクト報告会 開催レポート


2017/11/19。
秋晴れの日曜日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、報告会を開催しました。

朝早くから、大勢のお客様をお迎えすることができました。深く御礼申し上げます。
オリンピックセンターから見える富士山

現在、制作を予定している「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」の集大成「マップ集・アトラス版」(セシウム地図帳)の青写真として、栃木県・山形県の2つを例に挙げ、測定結果に様々なデータを重ねてみることで見えてきた事例を紹介することを中心に、3人のスピーカーが報告しました。

当日の内容について簡単にご報告します。

■ 参加測定室紹介

みんなのデータサイトは、全国34の測定室で成り立っています。それぞれの測定室で地域の皆様から持ち込まれた食品や土壌を測定し、また自分たちで気になるものを測定し、そのデータを「みんなのデータサイト」の共通のデータベースに登録していくことで、結果をインターネットで多くの方々に見ていただくことができる仕組みです。


当日、全国から集まった測定室の皆さんに壇上に上がっていただき、少しの時間ですが「測定を続けている思い」など、お顔を見ていただきながら、ご挨拶をしました。

全国の測定室からのメッセージ(北は北海道から南は広島県の測定室が参加しました)


■ 「土壌マップ」と自治体実施の「食品中の放射性物質検査データ」から見えてきたこと・山形県を中心とした解析報告(あがのラボ・村上直行)

山形県は、福島県と隣接していながら、比較的放射能の値が低い。その理由や、食品との相関などについて、あがのラボの村上が解析結果を報告した。 
山脈などの地形と、当時の天候(積雪の状況)などから、放射能がなぜ、どの場所にどの程度定着したのかについて推測。また、自治体が実施している食品検査の結果から、野生動物(ツキノワグマ、シカ、イノシシなど)について出荷規制や基準値超え(100Bq/kg以上)の市町村と土壌マップを比較してみせた。

セシウム濃度の高い地域において、ツキノワグマの測定件数が極端に少ないことや、マタギ文化の残る一部地域では全頭検査を条件に出荷制限が解除されたことなどの紹介があった。

山菜(コシアブラ、野生キノコ、タケノコなど)においては、山に近い県境近辺において基準値を超えるものが散見されており、セシウム濃度が低いと思われている山形県においても、とりわけ野生生物と山菜・キノコについては、基準値を超える高いセシウムが検出されることから、注意を要する。出荷制限は販売するもののみにかかるものなので、自家消費などは対象にならないため、留意が必要。

自治体が測定した食品データの分類考察では、山形県、新潟県、栃木県、神奈川県などを比較し、山形県で顕著に多いものは、県特産品(牛肉、サクランボなど)であることなどを紹介した。
山形県の地形や当時の降雪量情報からセシウム沈着結果を考察

■ 栃木県解析報告・栃木県内ワークショップの報告・乳歯保存プロジェクトについて(C-ラボ・大沼淳一)

  20ミリシーベルトがもたらす影響について解説
栃木県は、チェルノブイリ事故後にロシアで定められたチェルノブイリ法の基準では、「移住の義務」ゾーンや「移住の権利ゾーン」に該当するエリアが複数あること、また現在日本の基準である「年間20ミリシーベルト」という基準がいかに過酷かと点について、ICRP副委員長のジャック・ロシャールでさえ「残念だ」「理解できない」「安全でない」「年間20ミリシーベルトの被ばくは長期間続くと安全ではない」と述べたことを紹介した。

また当時のヨウ素の流れのシミュレーションや水道水のヨウ素測定値などを紹介し、初期被ばくの可能性にも警鐘を鳴らした。

イノシシ、野生キノコ、山菜とともに、「薪ストーブ」などの灰についても十分注意が必要。チェルノブイリでは事故後8年から10年経ってから、内部被曝の値が事故直後よりもさらに大きくなったことと、セシウム137の半減期は30年あることからロシアの人々との食生活の違いはあれど、日本国内でも山の幸の豊かな地方でのキノコ狩りやジビエ嗜好などを例に挙げ「もう大丈夫」と思って食べてしまうとチェルノブイリと同様、内部被曝を増加させる恐れがあると警告した。

ウクライナ国内における、複数地域の成人セシウム内部被曝量推移(1986年〜2008年)

キエフなど3つの村における内部被曝量の推移(赤が大人・緑は子ども)


乳歯保存ネットワークは、C-ラボも参加している民間初の乳歯専用ストロンチウム測定所で、現在岐阜県に設立準備中と紹介。会場では乳歯を集めて送るためのキットの配布を行い、用意したキットすべてがなくなるほどの盛況だった。測定所立ち上げの出資者も募っている。

 ●乳歯保存ネットワーク http://pdn311.town-web.net/





■ 「環境濃縮ベクレル測定プロジェクト」紹介とクラウドファンディングご協力のお願い(Hotspot Investigators for Truth(HIT) 代表 Sugar Natさん)

いわゆるマイクロホットスポットと呼ばれる、放射性物質が周囲に比べて著しく集積した場所を発見し、測定し、行政に除染などの対応を依頼するという活動を地道に続けているHIT。ホットスポットは、限られた範囲内であるため、除去すれば危険を取り除くことができる。しかし、現状の環境省の基準では、字や町内などの広い範囲を1単位とし、その平均空間線量(主に高さは1メートル)で除染基準を決めているため、こうした狭い範囲の高い汚染は、実質的には見捨てられてしまっている。

1メートルの高さでは0.451μSv/h、5cmの高さで計ると2.682μSv/hというように、
1メートルの測定のみだと非常に高い汚染が見捨てられてしまうことになる。 

その現状を踏まえ、子どもたちにとって身近な公園や人々が行き交う街路樹脇、駐輪場など、人々を被ばくから少しでも守りたいと活動している。

実際に、どのような場所でどのような汚染があったか、通報後自治体で除染してもらった後、どの程度空間線量が低下したか、といった実例を紹介した。

この活動を広く知ってもらうため、どこがホットスポットになりやすいか、という場所のパターンを雨樋、吹き溜まり、木の根元、建物のキワ、など12分類のイラストでわかりやすく表示し、その測定データを「環境濃縮ベクレル測定プロジェクト」と題してweb上に掲載する形で、みんなのデータサイトと共同でプロジェクトを進めている。


 ●みんなのデータサイト 環境濃縮ベクレル測定プロジェクト http://minnanods.net/soil#soil-top-hotspot12-head


イラストによる12分類でホットスポットになりやすい場所を示し、
各タイプの測定地点の測定値を掲載している

また、こうした活動は、実際にその自治体に住んでいる市民が要請することが、最も行政を動かしやすいと指摘した。
原発事故においては、自治体もまた私たち市民と同じ被害者でもある。そうした目線で、行政と協力して良い関係を築けると活動しやすいとコツを伝授。
『「どこがホットスポットかわからない」「自治体との交渉がわからない」などあれば、出向きますので、みんなで繋がっていきましょう。』と呼び掛けた。

なお、この活動を継続するため、12月25日までクラウドファンディングで活動資金を募っています。ご協力をよろしくお願いします。

 ●クラウドファンディング https://moon-shot.org/projects/hit/




センター内はちょうど紅葉真っ盛りでした



板橋の測定室「アスナロ」は手作り手芸品を販売し、福島の子ども保養の活動資金を募りました

2017年11月13日月曜日

(祝)【日隅一雄・情報流通促進基金 受賞のお知らせ】



本日11月13日付で発表された「日隅情報流通促進基金」大賞に、喜ばしきことに、みんなのデータサイトが選ばれました。
http://hizumikikin.net/…/%E6%97%A5%E9%9A%85%E4%B8%80%E9%9B…/
大変栄誉ある日隅賞の受賞を、スタッフ一同心より嬉しく有難く思い、ここにご報告させていただきます。



みんなのデータサイトは2012年に発足し、市民と34の測定室が協力し合い、2011年の東京電力福島第一原発事故以降の放射能汚染測定データを蓄積・公開してまいりました。

私たちのデータベースには、食品で1万5千件近く、土壌データで3,500件近くのデータが、市民力によって積み上げられ、web上でどなたでも検索閲覧ができます。
食品データの一件一件は、多くの一般の方々が、お子さんの健康などを心配され、測定に持ち込まれたデータを中心に積み上げられており、一つ一つのデータが貴重なものです。ここまでの形になったのは、本当に多くの方との協力によってしか成り立ちえないことでした。

また2014年からは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」と題した、東日本17都県にわたる広範囲な土壌測定を行い、延べ人数4,000人を超える皆様と共に、各地で土壌を採取測定し、データを積み上げ、汚染状況を可視化する取り組みを進めてきています。

土壌データは、チェルノブイリ事故の後、ウクライナやベラルーシでは国費をかけて大規模な測定を行い記録・公開し、避難や保養などの判断基準として使用しているのに対し、日本ではほぼ空間線量のみの測定にとどまっています。また、原発事故前の20倍もの高い値である、年間20mSvという基準が採用され続け、これが住民の避難・帰還基準の判断に用いられているのが現状です。
このような中、「自分たちの住む地域の汚染を知る権利があるはずだ」という思いのもと、「政府がやらないなら自分たちで明らかにしよう」と、市民力でできるだけ多くの「実際のデータ」を調査・記録・公開することに努めてまいりました。このデータを多くの人に知っていただき活用できるよう、これからも取り組んでまいります。

今回の受賞は、これまでに全国の測定所に測定を依頼してくださった市民の皆さま、採取活動やカンパなどの資金で私たちを応援してくださった方を含め、非常に多くの方々と共にいただいたものだと思い、共に喜びたいと思います。
市民科学の力で放射能汚染の実態を、測定データの積み上げにより提示出来ていることに、大きな力を感じます。

日隅情報流通促進基金の関係者の皆様へ心より感謝申し上げますと共に、
原発事故の爪痕を測定を持って可視化し、さらに多くの皆様へ貢献していけるよう、この受賞を励みとし、私たちはさらに前進してまいります。

みんなのデータサイトを、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

   みんなのデータサイト スタッフ一同

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【19日(日)土壌プロジェクト報告会のご案内】
今週末19日(日)AM9:30より、みんなのデータサイト土壌プロジェクトの報告会があります。

東日本17都県を測定し、可視化を進めている土壌汚染の実態について、様々な角度から情報提供いたします。
ぜひ多くの皆様のご来場をお待ちいたしております!
日隅さんの賞をいただいたことに力を得て、一層素晴らしい会として皆様に情報をお届けいたします。
是非お誘い合わせの上お越しください。




We got the Grand Prize for 2017 Kazuo Hisumi Promotion of Information Distribution Award

Winner of the Grand Prize for 2017 Kazuo Hisumi Promotion of Information Distribution Award


Kazuo Hisumi Promotion of Information Distribution Award was founded to recognize the efforts and throws light onto the media, journalists and private individuals engaged in the field of information communication whose activities are focused on the freedom of expression, the disclosure of information and people’s rights to know. The grand prize award for 2017 was decided to be awarded to Minna no Data Site Project. This project has been conducting measurements and accumulations of soil that have been contaminated by the effect of the accident at TEPCO’s Fukushima Daiichi Nuclear Power Station. It was recognized for the summarization and disclosure of scientific data accumulated from a wide-spread contaminated area of 17 prefectures and city in East Japan, in ways that were understand comprehensible to everybody.


The encouragement award was given to Mr. Takashi Ozaki, a photographer who repeatedly gathered information about the members of SEALDs (Students Emergency Action for Liberal Democracy.) The special award went respectively, to Mr. Makoto Kimura, a city council member of the city of Toyonaka, for his repeated disclosure of information pertaining to the Morimoto Gakuen Scandal, and to Ms. Miyuki Ohara, who is the original proposer of “Kokkai Ondoku” which is a means to read aloud the questions and answers in the Diet on conspiracy that don’t quite bite evenly.


(Recipients)
Grand Prize Award : “Minna no Data Site activities (co-representatives : Mr. Hidetake Ishimaru, Mr. Hiromi Abe, Ms. Shoko Onuma)

Encouragement Award : Information gathering on SEALDs members (Mr. Takashi Ozaki)

Special Award : Investigation an information disclosure pertaining to Morimoto Gakuen Scandal (Mr. Makoto Kimura)

Special Award : “Kokkai Ondoku” Activity (Ms. Miyuki Ohara)



(Awarding Ceremony)
Date : Friday, December 15th (18:30~)
Place : Hibiya Convention Hall
(1-4, Hibiya Koen, Chiyoda-ku)

The Fifth Kazuo Hisumi Promotion of Information Distribution Award : List of Recipients

Grand Prize Award ( given to 1 party, extra prize 300,000 yen)
Activities of “Minna no Data Site”(co-representative: Mr. Hidetake Ishimaru, Mr. Hiromi Abe, Ms. Shoko Ohnuma)




(Reason for the Awarding)

Minna no Data Site conducted a public participation style project by involving the citizens to collect, measure and accumulate the soil that are contaminated by radioactive substances caused by the accident at TEPCO’s Fukushima Daiichi Nuclear Plant, and plotting the result data on the map for easy comprehension. This project was chosen for the intelligible disclosure of scientific data constantly standing on the people’s side. The contamination data accumulated and disclosed were derived from soil collected by the hands of the citizens that were widely called upon, from a widespread area of 17 prefectures and city.